龍馬伝 あらすじと感想

大河ドラマ「龍馬伝」のあらすじ、感想、視聴率をまためました。 主演の龍馬役の福山雅治さんや広末涼子さんなど他の出演者たちの情報・エピソードをまとめた龍馬伝レビューブログです。



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龍馬伝 第43回 あらすじ

第43回 「船中八策」     (10/24放送)

慶応3年5月 京 二条城で日本の行く末を話し合うために
第15代将軍 徳川慶喜と4人の有力諸公が京に集まった。

徳川慶喜

世に言う“ 四候会議 ”である。

越前福井藩主 松平春嶽(夏八木勲)
宇和島藩主 伊達宗城(陰山泰)
薩摩藩主 島津久先(有福正志)
土佐藩主 山内容堂(近藤正臣)


しかし、日本の将来を決めるはずの会議は迷走していた。

薩摩藩主 島津久先(有福正志)は朝敵にされている長州 毛利家の
お許しを朝廷に願いでることが先決だと言うのに対し
それよりも兵庫開港を朝廷にお認め頂くのが先だと言い張る慶喜。

いつの間にか兵庫開港が先か、長州を許すのが先かという議論に
なってしまっていると越前福井藩主 松平春嶽は怪訝な顔。

松平春嶽


会議が終わり、京 土佐藩邸に戻った容堂は
「馬鹿馬鹿しい、島津は勝手なことばかり!
 慶喜公も自分のことしか考えとりゃせん!」と苛立つ。






とうとう龍馬は大政奉還の実現にむけて動き出した。

龍馬と象二郎は容堂を動かすことが出来たら
大政奉還を成就させることができる!と京にいる容堂に会うために
“夕顔丸”に乗船し同行する陽之助とともに京に向けて出港した。

京に向かう船の上で龍馬は新しい日本の姿を思い描いていた。

船内でこれからの日本の将来の道筋を書いた紙を象二郎に見せにいく龍馬。
象二郎が突然、紙を大きく広げて食い入るように真剣な眼つきに変わる。

今まで出会った色々な人に教えてもらったことを
自分なりに書いてみたので、もし後藤様が納得してもらえる内容なら
大殿様にも見ていただきたいと自信満々の表情で微笑む龍馬。

「もっと綺麗な字で書き直さんと大殿様には見せれん」
と龍馬の考えに賛同する象二郎。


龍馬が書いたその一枚の紙は、後に『船中八策』と呼ばれるものだった。
そこには日本の未来の姿が刻まれていた。




長州 下関にいるお龍の元へ龍馬からの手紙が届いた。

≪お龍 変わりはないかえ?長州のお人らには親切にしてもらいゆうがか?

 わしは今から京へ行ってくるき。日本の将来を決める大切な仕事ぜよ。

 ほんまは、おまんも連れて行きたかったけんど・・・

 心配しなや、わしゃ無事に戻ってくるぜよ。

 お龍にも土産を買うてきちゃるきにの≫

お龍

「京女に京の土産買うてきてどないすんの」と微笑むお龍。




京 土佐藩邸に到着した龍馬と象二郎だが
容堂が中身のない会議に怒って先に土佐に戻ってしまったことを聞き
驚き悔しがる象二郎と無念で言葉にならない龍馬。

大政奉還を目指す龍馬と象二郎の計画は暗礁に乗り上げてしまった。



落胆している龍馬の元に陽之助が現れ京での海援隊の仕事場を見つけてきたという。
酢屋いう材木問屋を使わせてもらうことになったから案内すると龍馬を連れ出す。

お尋ね者の龍馬のために荷車を押す町人に変装させて
案内するが途中で新撰組と出くわしてしまう。

陸奥陽之助

怪しまれて近付いてくる新撰組に
「久しぶりじゃの~ 近藤さん~」と自ら正体をばらして逃げる龍馬。


狭い道で追い込まれ逃げ場がなくなってしまった龍馬と陽之助。
そこへ「なかなか楽しそうじゃの~ 龍馬~」と笑顔の中岡慎太郎が登場する。

「何ちゃあちっくと楽しいないぜよ~」と答える龍馬。

「ハハハ、わしも仲間に入れとおせ!」と新撰組に斬りかかる中岡。

龍馬 近藤勇

斬りかかってくる近藤勇をかわすとピストルを空に向かって撃ち
今日はここまでと退散する龍馬。



中岡の知り合いの相撲部屋に逃げ込んだ龍馬たち。

「いっちょ勝負するかえ」と中岡に言われ
「やるかえ」とその気になる龍馬は力士たちに囲まれ相撲を取る。

龍馬 相撲

西郷吉之助と武力倒幕の策を練っていると言う中岡を
「武力倒幕はいかんぜよぉ!」と投げ飛ばして横たわる中岡の側にしゃがみ
「戦に勝ったち恨まれるだけぜよ」と中岡の手を取って起こしてやる龍馬。

西郷が象二郎と会いたがっていると聞かされ、それは願っても無い話だ!と
早速、象二郎に薩摩に大政奉還を考えさせる絶好の機会だと報告する龍馬。


「西郷は土佐を戦に巻き込むつもりじゃないかい」と怪しむ象二郎に

「おそらくそうですろ。けんど後藤様これは薩摩と土佐の知恵比べじゃ。
 土佐が武力倒幕に加わると思われてもいい。
 薩摩に大政奉還を目指すと言わせたらそれでわしらの勝ちですき」と龍馬。





慶応3年(1867)6月 京 三本木の料亭『吉田屋』

ついに土佐藩と薩摩藩の重役が顔を合わした。

土佐からは後藤象二郎、寺村左膳(浦野REN)
薩摩からは小松帯刃、西郷吉之助、大久保利通(及川光博)
仲介人として龍馬と中岡慎太郎が同席した。

大政奉還を目指す土佐と武力倒幕に傾く薩摩
この時点で二つの藩の考えは正反対に分かれていた。


「土佐が薩長に加わるち聞いた時は百万の味方を得た思いごわした」と西郷。

「徳川幕府はもうガタがきちゅう!日本は生まれ変わらんといかんがです」と象二郎。

「じゃっどん、どうも土佐の皆さんのお顔は・・・
 おいたちとは違う方に向いておられる様にごわんどなぁ」と西郷。

西郷隆盛

「西郷殿、戦いうがは、するぞするぞと見せかけて
 最後まで一本の矢も放つことのう相手を降参させる
 それが見事な勝利というもんですろ」と説く象二郎。

「ハッ、つまり大政奉還ごわすか?」と笑顔の西郷。

「これが土佐の考えじゃ」と象二郎。


容堂公はこのことを知っているのか?と西郷に突っ込まれると
苦笑いしながら顔がひきつる象二郎。

慶喜公が大政奉還を受け入れるはずがない!
土佐も挙兵するべきだと象二郎に詰め寄る中岡慎太郎に
「黙っちょれ、やかましいっ!」と中岡の胸ぐらを掴む象二郎。

象二郎


徳川が自ら政権を帝に返上してくれたなら、それが一番良いことだ、
土佐と薩摩は協力して大政奉還の成就を目指そうと言い出す西郷。


「ただし、大政奉還が成らんかった時は徳川と決戦するお覚悟を。
 戦になれば当然 土佐藩も挙兵していただき申す」

と立ち上がり象二郎に忠告する大久保利通(及川光博)。

大久保利通(及川光博)

「・・・・」無言のまま静かに自分の席に座り
しばし沈黙の後に「約束しよう」と答える象二郎。

「良かった~ハッハハ 」と場を和ませる西郷。


終始無言で険しい顔の龍馬。席を立つ大久保利通を鋭い目で追う龍馬。
複雑な表情の龍馬と象二郎が互いに目を合わす。


世にいう『薩土盟約』が締結された。

“ 薩摩は大政奉還を協力する、しかし失敗した場合土佐は武力倒幕に参加する ”

この日交わされたのは両者の思惑が混じり合った複雑な約束だった。






長崎 土佐商会にはぞくぞくと商人が集まってきていた。
葉巻をふかしながら笑う弥太郎。

「みんな~うちが紀州藩から賠償金をせしめると聞いたがじゃのう~
 つまり~これはわしの実力ぜよ~ ア~ハッハハ」

弥太郎

「何い!?」一枚の書類を何気なく見た弥太郎は血相を変える。

「また儲け話か?金のある所に金が集まるゆ~がはまっことじゃの~」と溝渕広之丞。

「十八万両ー!!」と叫ぶ弥太郎。

「十八万!有難い!」と扇子を広げる溝渕。

「違うー!借金じゃー!オールト商会からのー!」と険しい表情の弥太郎。

「借金?」

「後藤様がまた勝手に船やら銃やらを買うてしもたがじゃー!」
と明細書を投げつける弥太郎。暗い表情で下を向く溝渕。

「騙されちゅう、わしは後藤様に騙されちゅうがじゃ・・・
 土佐商会の主任いうたち結局、後藤様の尻拭いをさせられいうだけぜよー!
 クソォー!クソォー!」

と周りにある物を蹴飛ばし暴れだすが、ふと動きが止まり
何かの考えが頭に浮かんだ様子でじっと一点を見つめる弥太郎。




グラバー邸に突然訪れた弥太郎に
「何か良い事あったんですか岩崎さん」と不思議そうなグラバー。

「新しい世界に足を踏み入れようと決意した時
 人は誰でも心浮き立つもんぜよ」と強気な態度の弥太郎。

首をかしげるグラバー。

「グラバーさん、イギリスいう国は世界中の国と取引しゆう
 イギリス人は誰も好き勝手に商売できるがか?」

「イギリスにはたくさんのカンパニーがあって皆が競争している」

「カンパニー?」

「人々から金を集めそれを元手に商売する」

「つまり、一人では出来ん大商が出来るわけかえ?」

「しかし、金を集めるにはトップの力が認められなければならない」

「トップ?」

「テッペンに立つもの。グラバー商会でいえばこの私です」

グラバー

「グラバーさん、わしもトップになりたいがじゃー!」

咳き込むグラバー。

「わしにイギリス流の商売を教えてくれんかえ!頼む!」
と土下座して真剣にお願いする弥太郎。




オールト商会に訪れた弥太郎とグラバー。

「オールトさん!オールトさんイギリス流のビジネスを教えてくれや~」
と突然、弥太郎が入ってくる。

「岩崎さ~ん?」と居合わせた大浦慶が驚く。

呆れた顔のグラバー。

「オールトさんの考えも知りたいがじゃ~
 わしゃのう自分で金儲けしたいがぜよ~」

「君はいつから日本人びいきになった?」と英語でグラバーに嫌味を言うオールト。

「what's?」と聞き返すグラバー。


「稼ぐだけ稼いだら日本から逃げろと君は言ったじゃないか一体どうしたんだ?」

「確かに!確かに私は・・・日本人を軽蔑していた」と日本語で答えるグラバー。

「何じゃとー!」と怒る弥太郎。

「だけど今は違う!名も無き若者たちがこの国を変えようと懸命になっている!」

「私心を捨ててね」と振り返りオールトに英語で言うと立ち上がるグラバー。

「坂本さんたちのことやね」と大浦慶。

「彼らに会って私は考えを変えたんだ!」


「なるほど、だが残念なことに彼らには将来の展望が無い。
 幕府を倒して帝に政権を返す?そんなことをすれば混乱を招くぞ」とオールト。

「大混乱?!」と弥太郎。

「だが我々にとっては願ってもないことだ」と答えるとグラバーに微笑むオールト。


「今、最大のビジネスチャンスは?」と弥太郎に英語で投げかけるオールト。

問いかけに目を大きく見開いた弥太郎は
「戦こそがビジネスチャンス!」と椅子を倒しながら答える弥太郎。

「その通り」と言われ、顔に笑みがこぼれる弥太郎。

「グラバーさん、最新式の銃と弾薬、大砲を送り届けてくれるよう
 イギリスに頼んでつかわさい!」

「・・・」無念そうに目をつぶるグラバー。

「戦は必ず起こる!龍馬がなんぼ頑張ったち戦は止めれんっ!
 わしは大儲けするぜよー!」と野望にまみれた顔の弥太郎。







京都での海援隊の仕事場となる酢屋に中岡と藤吉を連れてやってきた龍馬。

「大きな一歩じゃ~ 薩摩に大政奉還を目指すと約束させたがじゃき」と龍馬。

「龍馬!日本を帝の国に戻すためには戦で幕府を叩き潰すしかないぜよ!」
と必死に説き伏せようとする中岡。

「幕府を叩き潰して・・・その後はどうするがぜ?」と龍馬に聞かれ

「その後・・・?」と考えが浮かばない中岡。


「おまんにちっくと見て欲しいもんがあるがじゃ」と微笑んで二階へ上がる龍馬。

「こっちへ向かう船の中で新しい政の仕組みを考えたがじゃ」と巻物を差し出す。

「新しい・・・」と巻物を読み進めると目を大きくして見開く中岡。


『一つ、天下の政権を朝廷へ奉還せしめ 政令宜しく朝廷より出づべき事』
と口に出して読みながら龍馬を真剣な目で見つめる中岡。

「まずは、政権を帝に返上させるがじゃ。
 これはのう木戸さんから教えてもろたことぜよ」と解説する龍馬。

下では藤吉が不思議そうに上を覗く。


『一つ、上下議政局を設け 議員を置きて
 万機を参賛せしめ 万機宜しく公議に決すべし事』

「イギリスの様に二つの議員をつくり
 皆で話し合うて政を勧めていくがじゃ~」

これは、横井小楠先生から聞いた話で
より多くの民の考えを国の政に生かす仕組だと嬉しそうに微笑む龍馬。


『一つ、有材の公郷及び天下の人材を顧問に備え 官爵をたまえ
 宜しく従来有名無実の官を除くべし』

「たとえ身分が低うても武市さんのように
 頭のええもんは政に加わるべきぜよ」

これは、下士でも優秀な者がいれば上士に取り立てると
言われた吉田東洋様の考え方。


「ハァ~ ちっくと喉が渇いたぜよ~
 オ~イ藤吉!水は何処にあるがぜよ?」と下に降りていく龍馬。

慌てて龍馬の後を追い下に降りていく中岡。


『一つ、外国の交際広く公議を摂り 新たに至当の規約を絶つべき事』と続ける中岡。

「異国との約条は対等でのうてはいかん。
 それが高杉さんの願った日本の姿ぜよ」


『一つ、御親兵を置き 帝都を守衛せしむべき事』と読み続ける中岡。

「異国から帝を守る軍隊を作らんといかんがじゃ。
 武市さんの志は決して無駄にせん」


『一つ、海軍宜しく拡張すべき事』

「こ~れは勿論っ勝麟太郎先生の教えじゃ!」


『一つ、金銀物貨宜しく外国と平均の法を設くべき事』

「これはの~ 久坂玄瑞殿に聞いた話ぜよ~」


『一つ、・・・』と読み続けていく中岡。


「日本が堂々たる独立国になるためには新しい決まりを作らんといかんじゃき!
 侍も商人も、勿論この藤吉も分け隔てのう政に加わらせる新しい仕組みじゃ

 これはの~土佐の河田小龍先生から教えてもろたがじゃきぃ~」


それは龍馬がこれまで学んできたことを見事に生かした
輝く結晶のような文章だった。

これこそ龍馬が書いた八つの条文『船中八策』だった。



「・・・・」あまりにもの衝撃で言葉にならない中岡慎太郎。

「わしが作りたい世の中は・・・上士も下士もない平らな世の中ぜよ。

 誰かが誰かを支配しちゅうような仕組みの中からは
 必ず恨みや憎しみが生まれてくるきに・・・

 わしゃの母上からこう教わったがじゃ
 憎しみからは・・・何ちゃあ生まれん

 わしゃのう、この八つの策を成し遂げることで
 この日本を誰もが笑うて暮らせる国に出来るとそう信じちゅう。

 ほんじゃき戦で幕府を倒しては・・・いかんぜよ」


「何ちゅうことを・・・わしゃ、涙が出てきたがぜよ!」と龍馬と抱擁する中岡。

「わいもです!そんな国になってくれたら
 わいは学があらへんで難しいことはようけ分からんけんど
 日本がもしそんな国になってくれたらぁ・・・」と感動して泣き出す藤吉。


「けんどのう龍馬・・・そりゃいかんちや・・・
 今の仕組みにすがっちゅう者らは決して認めようとはせんろ」と険しい表情の中岡。

「そうじゃろうのう・・・」とすなずく龍馬。

「それを世に出したら・・・龍馬!殺されるがぜ」

「中岡、命を狙われるくらいのことをせんと・・・ 日本は変わらんぜよ!」


龍馬の起草した『船中八策』はやがて『新政府綱領八策』という
明治政府の基本理念になっていく。

しかしこれがますます龍馬の身を危険にさらすことになった。


龍馬をやっきになって探し回る新撰組。

「目障りごはんな・・・あの男は」とつぶやく大久保利通(及川光博)



龍馬暗殺まで・・・もう五ヶ月をきっていた・・・


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